それは“私”じゃないな

好きのカタチって様々で、人それぞれで、
シンプルな方がわかりやすくて、相手にも伝わりやすいし、周囲からも認められやすい。
ブレないってことも重要なこと。

先日好きなアーティストが来日して、東京と大阪で公演があって、サイン会なんかもあって、
その全てに参加して、関連のSNSでもマメにコメントして、いわゆるおっかけみたいなことをしてる人を見て、「あぁ好きなんだな」って思った。
アーティスト本人もそういうファンを大切にするだろうし、わかりやすいな(純粋だな)って思う。

好きなアーティストを少しでも近くで観たい、話す機会があれば話してみたい、記念にサインをもらいたいっていうのはわからなくはないけど、それ以上になると着いていけなくなる。そこまでは出来ないな…ってね。
費用の問題や費やす時間の問題というわけじゃなくて、何か方向が自分とは違っているように感じるから。

憧れのアーティストに近づきたいと思うその距離は、物理的な距離ではないのだよね。
少しでもその人のような自分になりたい。

あなたのように私も格好良くなりたいし、あなたのように素敵なギターが弾けるようになりたいし、あなたが見ているものを私も見てみたい。そんな風に思う私は、アーティストをおっかけてくっついて回るより、見て感じたことをどうにか我が物にするべく自分と向き合いたい。

シンプルはわかりやすいから、つい引っ張られてしまうけど、ブレずに自分の好きを貫くことだな。少しスッキリした。

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その好きなアーティストってのはね、The Dead Daisies だよ。
私は John Corabi が好き。The Scream の時から好きで、たった1枚のCDを聴きまくった。